システム開発において、プログラミング言語とはちょうど、刺身におけるネタのようなもの。
つまり、基本的な造り方だけを身に着けていれば、後はそのネタの特徴を知るだけで十分見事な刺身を造ることができる。
では良いシステムを作るためには、どんな人材が向いているか?
それは、造り方の長けている人、ネタを良く知る人である。
それではどんな人が、造り方に長け、ネタを良く知るか?
造り方について、日々精進を怠らない人。ネタについて、常に探究心を持つ人。
良いシステムを創る組織は、造り方の工夫をしやすい環境を持ち、そしてネタを豊富に仕入れる環境を持つ。
逐次小さなバグ出しや、プログラミング言語や分野の勉強だけに専念をしている組織は、そういう意味においてまだ高みには遠い。
具体的には、分野についての言及も連想される。
つまり、ECなのかCMSなのか。あるいは、ウェブなのかイントラなのか。CなのかIphoneなのか。
これはタタキなのか、活造りなのか、薄作りなのか。そんなもの。
それのみに専念をすれば、造り方に長けた者は容易にそれを形にする。
そのような意味においても、真に大切なものは近視眼的には見えてこない。
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