例えば、私は男性であるが、女性と話をする際に、その方がどのようなコトを男性に求めているか…?
かつて寺山修二が、「同じ枕で寝ていても、お互い別の夢を見ている」と語った節があったのを覚えているが、なかなか、言い得て妙であるだろう。
だったら、終わりかと言えばそうでもない。
夢を聞けば良い。
どんな夢であったか。
どんな男性を心に、措定しているか。
聞くことにより、相手の措定をしっかりと知り、心に覚えること。
それは、自らの措定の精度を高める。
そして、その遊戯が面白いのは、すべての措定が保証されていない。つまり検証された確かなことではないということだ。
見えない積み木。しかしながら、それが確かにつみあがっていく感覚。
これが、愛情なのではないだろうか。いや、確かな言葉で表せば「つながり」と言った方が、しっくりくるだろうか。
聞くことがおそろかになっていると、はたと気が付いた時。
反省と、注意が必要だろう。
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