このブログを検索

2009年9月23日水曜日

「聞く力」

そういえば、「措定」についてあれこれと思いを巡らしていた時に、「聞く力」について思うことがあった。

例えば、私は男性であるが、女性と話をする際に、その方がどのようなコトを男性に求めているか…?

かつて寺山修二が、「同じ枕で寝ていても、お互い別の夢を見ている」と語った節があったのを覚えているが、なかなか、言い得て妙であるだろう。

だったら、終わりかと言えばそうでもない。
夢を聞けば良い。

どんな夢であったか。
どんな男性を心に、措定しているか。

聞くことにより、相手の措定をしっかりと知り、心に覚えること。
それは、自らの措定の精度を高める。


そして、その遊戯が面白いのは、すべての措定が保証されていない。つまり検証された確かなことではないということだ。


見えない積み木。しかしながら、それが確かにつみあがっていく感覚。
これが、愛情なのではないだろうか。いや、確かな言葉で表せば「つながり」と言った方が、しっくりくるだろうか。

聞くことがおそろかになっていると、はたと気が付いた時。
反省と、注意が必要だろう。

0 件のコメント: